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企業合併による新組織ミッションの見直し

2024.10.18 #組織風土変革コンサルティング

クライアント

ライフイベントを軸に事業を急拡大する大手生活サービス産業商社

背景・課題

同社はこの10年程の間、対等合併(M&A)を繰り返すことで事業拡大を進めてきました。合併直後の業務統合・整理などは実施されず、合併元別に業務が運用されたままであり、経営指標については全社でとりまとめられているものの、実態としては企業の集合体の域を超えていない状況に、経営陣は危機感をもっていました。

一方、現場レベルでは、組織間の不透明な状態(お互いに何をやっているか分からない)に起因するいら立ちが募っており、一部ではサービルレベルの低下が起こり始めている状態でした。

スカイライトのサービスと成果

業務の統廃合を目的とした業務改革を進める、という大儀名分を掲げ、そのために必要だという名目で異なる文化の社員を動員したプロジェクトの立ち上げを支援し、このプロジェクトそのものを組織風土改革のスモールスタートの位置づけとしました。プロジェクトメンバーには「文化の違いを認識する」機会となりました。

  • 全社の組織ミッションを見直すための新組織立上げを支援しました。その後、新組織ミッションに合わせて組織名を変えていくことを促し、名前とそれに伴うミッションの浸透を図りました。
  • コミュニケーションのタイミングやスタイルを変える一環として、中期計画の作り方を変える支援をしました。ボトムアップ型のみで各部門の数字のすり合わせにとどまっていた従来の予算策定を、新組織(経営戦略部門)ではトップダウン型でも検討するとともに、具体的な活動を推進するための協力を得るためのコミュニケーション機会と変化させました。