社員によるイノベーション創出機会を生み出す対話セッション
クライアント
グローバルでITソリューションサービスを大手企業向けに展開する大手ITサービス業
背景・課題
更なる効率化を追求する顧客からの、”斬新な提案”や”新たなソリューションの提供“に対する同社への要望は日増しに大きくなっていました。その要望に対して十分に応えられていないことに危機感を募らせた経営陣は、社員が協働することによってニーズとシーズを組み合わせたイノベーションが創出されるような機会・環境づくりを進めたいと考えていました。
一方、従前から全体感の欠如を指摘されており、自部門のみを意識して設定されたKPIや、ソリューションサービスごとの提供価値の違いによる意識の差などから産み出されている“部門間に横たわる壁”は高く、イノベーションへ向けての協働がおこりにくい風土文化となっていました。
スカイライトのサービスと成果
- スカイライトは、クライアントが顧客に向けて提供したい価値について考える対話セッションを提供しました。ニーズを持つセールス部門、シーズを持つデリバリー部門それぞれから、リーダーや次世代リーダーを集め複数の観点での対話を重ねました。
- セッションの中では、自分達の日々の振る舞い(行動モデル)が顧客への提供価値に繋がるよう、行動モデルに影響を与えている要素と部門毎の差異の洗い出しやその要素の変更方針ついて検討を重ねました。
- 同時に、クライアントからの自社に対する期待について仮説をたてて取り組む新プロセスの設計や、クライアント社員が自ら行動を変化させていくためのインセンティブ制度構築、互いのノウハウの共有を促すツール・仕組みの導入を支援しました。