事例 : 業務プロセス改善・改革

マルチブランド統合業務基盤の確立

BtoC受注、シェアードサービス

概要

複数のブランドを展開する飲料メーカーにおけるBtoC受注チャネルとそこに関連する業務の共通プラットフォーム実現を支援しました。現状業務の更なる効率化を図るとともに、市場ニーズに即応する新ブランドの立上げ、ブランド統廃合などを実現する業務基盤を業務プロセスの再構築と新システム導入によって実現しました。また、受注関連業務に留まることなく、バリューチェーン全体を将来の成長という観点を持って俯瞰することで、各ブランド・各事業の共通業務のシェアードサービス化までの道筋を提示しました。

背景

企業統合に伴う事業領域の拡大や、市場ニーズに応じたブランド展開などによって成長を続けてきた飲料メーカーであるクライアントは、ブランド・事業単体での業務構築によって、細やかなニーズへの対応を行っていました。しかし、市場のニーズの多様化、情報技術の革新、セキュリティ・ガバナンスの徹底といった経営環境の変化に対して、個別対応と全体対応の見極めによって、ブランド全体の品質の統一と向上、業務効率の改善といったブランド運営方針の転換を決断されました。

アプローチ

スカイライトは、各ブランドのグループ全体の経営に対する影響を調査・分析をすることで、改革の軸となるブランドを見極め、軸となったブランド業務を対象に標準的業務プロセスおよび業務システムを定義しました。ここで定義されたプロセス、システム軸にし、実現性と改善効果、そして改善対象となる各ブランド関係者間の合意形成を図りました。

ソリューション

受注業務の標準的業務プロセスの構築に関しては、軸となるブランドを定め、重複している業務や負荷の高い業務を可視化しました。この可視化された業務を各ブランドと共有することで、共通課題の洗い出しや改善方法についての討議を重ね、業務プロセスの統一化を図りました。また、関係者間の共通認識から、各ブランド担当に対する全体最適視点の共有を図りました。受注基盤を担うシステムについては、個別開発ではなく、パッケージ製品を組み合わせることで、新基盤の早期立ち上げと市場変化への追従性を両立する方針を策定しました。
効果
従来、ブランド間での相互理解がなかなか進めることが出来ていなかったが、今回のプロジェクトを通じて、ブランドの間に入り、対話を促すことで、ブランドの垣根を越えた成長という意識醸成を実現しました。
当初は受注基盤の統一といった依頼であったが、他の業務に関する統一化の計画を提示することで、今後の継続的な改善活動を進めていく方向性を関係者間で共有しました。
システムベンダーへの提案依頼から選考方法など、クライアントで確立できていなかったプロセスの礎が今回のプロジェクトでスキルトランスファーすることができました。
このプロジェクトのコンサルタント
マルチブランド統合業務基盤の確立
濱野 真次