事例 : 経営管理基盤

企業買収・統合後の企業運営・意思決定方法の確立

PMI支援、ERP導入、ペーパーレス業務実現

概要

企業買収によって、事業規模を拡大していくなか、各事業部門は、買収した企業単位となっていました。統一した経営指標が存在せず、経営状況の把握や、経営判断に至る過程が煩雑かつ、困難状況を改善が求められていました。共通指標を用い、各事業が同じ認識のもとに、経営陣が事業運営の実現に向けたERPの導入と業務プロセスの改善をご支援しました。

背景

クライアントは、100年以上の歴史を持つ外資系商社。世界中のユニークで高品質な工業製品を日本に紹介するとともに、日本の製品を海外に紹介するなど文字通り、日本と海外をつなぐ架け橋として、市場に置ける存在感を有しています。近年、様々な分野の企業を買収することで、事業領域を拡大し、加速度を上げた成長を続けていましたが、各事業部は買収した企業単位で構成されており、業績評価や経営判断をするにあたり、異なる指標や基準ではタイムリーで適切な判断を下すことが困難になっていました。

アプローチ

スカイライトは、導入目的を経営層を中心とした討議によって明文化し、各事業部への丁寧な展開をすることで、各事業部が買収前の企業として確立していた業務プロセスや評価基準、さらには価値観の転換に注力しました。また、業績報告などの管理業務負荷の低減や、BIツール導入と活用により、月次事業報告の場において、その場でデータの観点の切り替えや深堀の実施などを提案し、システムの導入や管理の徹底という効果のみならず、現場業務負荷の低減と意思決定の更なる早期化についても積極的に関与しました。

ソリューション

EPM(Enterprise Performance Management)という戦略に基づいて定めた指標を通じて業績を評価する事業運営方法の実現というテーマを掲げました。EPMの実現には、KPI(Key Performance Indicators)を継続的な取得が成立の条件であり、この条件を満たすために全社・全業務を対象としたERPシステムの導入を実現しました。
効果
経営陣、各事業部トップとの対話を大事にしたことで、プロジェクト全体が一体となり、導入後の業務プロセスの効率化と評価・報告方法の統一を実現しました。
ERPをただ導入するのではなく、業務において、ERPで管理する情報をどのように活用していくのかという視点で進めることで、当初は想定していなかったBIツールを利用した報告・意思決定プロセスを実現しました。
このプロジェクトのコンサルタント
企業買収・統合後の企業運営・意思決定方法の確立
臼井 誠一