事例 : 業務プロセス改善・改革

コーポレート機能の集約による抜本的な全社構造改革

販管費圧縮、コーポレート機能海外アウトソース

概要

売上伸長に併せて悪化する利益率を改善するためにコスト構造改革を断行するという経営の意思を実現すべく、コーポレート機能を海外への移転をご支援しました。経営層の意思や提示された方針に固執することなく、目指すべきゴールを確実に遂行するための道筋を描き、小さな成果を積み上げることで、多くの利害関係者をゴールへの伴走者に変え、経営層が期待した以上の成果を実現しました。

背景

クライアントはITサービスを中核とする売上高1,000億円超の東証一部上場企業。これまで売上高・利益額の伸長を重視していたが、年々売上は拡大する一方で、利益率が低下し続け、競合他社と比べて販管費率が高いことに強い危機感を持っていました。対策として、販管費を中心としたコスト構造改革を実現するために、コーポレート機能の一部を海外に集約する方針が経営層から提示されましたが、全社を巻き込んだ壮大なテーマであり、複雑で難易度の高いプロジェクトであったため、スカイライトへ支援を要請されました。

アプローチ

スカイライトは、時間をかけて慎重に推進すべきコーポレート機能の海外移転と短期間で成果を見込める業務改革を見極めることで、最終的なコスト構造改革を実現といったゴールに至る道筋を明らかにし、短期成果を積み上げることで、クライアント社内の改革推進に対する協力体制の構築を行いました。

ソリューション

短期施策の取り組みとして、多段階で処理時間が掛かっていた決裁稟議事項の再設計を行うことで、コストの適正化を実現し、改善効果をクライアント社内での認知・信頼を獲得しました。 次に全社の間接業務を洗い出すことで、海外への移管が可能な業務の再設計を実施し、海外パートナーの選定からプロセス定義、教育までを一貫して支援することで、中国でのコーポレート機能の集約を実現しました。この集約化により、コーポレート部門が本来注力すべき、企画・戦略業務へのリソース割り当てを可能とし、コスト構造改革を実現しました。
効果
社内にはいない高いレベルのリード・相談相手としてまさに期待通りの働きをしていただき、ビジネスの前提となる環境や背景の理解、事業の勘所など、バランス感覚をもった知的処理能力で大いに貢献してもらいました
3年間という気の遠くなるような時間軸の中で、事業環境や経営の温度感が都度変わり続ける複雑な状況下を、強い意志を持って全社キーマンを巻き込み続け、会議運営や施策推進を根気よくやり続けてくれたことこそが最大の貢献でした